伊東大川・松川湖

松川湖とそこに流れ込む伊東大川

伊東市民の飲み水となる貯水ダムの松川湖。そしてそこに流れ込む伊東大川。写真は丁度湖に流れ出る伊東大川です。この付近がニジマスとアマゴの放流ポイントとなります。減水時は写真の様に見た目は川ですが、満水時はここは湖の底になります。ライセンスは松川湖と同じで"湖畔入り口"にある券売機で購入できます。伊東大川は上流部だけではなくダム下からすぐの区間で一部禁漁区はありますが、さらにその下流からまた釣りが出来ます。

湖部分は、一年を通してニジマス釣りが楽しめます。(尚、伊東大川部分は上流域も下流域も10月末で禁漁に入ります)サイズも40センチオーバーのニジマスが出たりしますが、基本的には底に変化がないので、回遊待ちが基本です。ですから回遊がないと釣果は見込めません。全体的に近年この湖での数釣りは見込めないでしょう。ちなみに湖の中への立ち込みボートは禁止です。

気軽にプチ渓流気分

この伊東大川上流部は、松川湖のログハウス前の駐車場に車を止めて難なく入渓できて、山岳渓流を思わせる渓相を持ちあわせ、正味3時間程で退渓地点までいけるとても気軽に渓流気分を味わえる川です。旅行先でご家族と一緒という場合、ご家族は松川湖畔の公園で時間を費やし、パパはプチ渓流部で遊ぶという事も出来ます。

上流部は近年(2017年現在)手がつけられておらずだいぶボサ川で、水質も悪化してるように感じました。夏場は小渓流部分では家族連れの地元の子供の避暑地としての遊び場になっていますので釣行は夏前までと思った方が良いです。

伊東大川が湖に流れ出る付近から白川橋の間の淵でも湖と同じく良型のニジマスが出る時があります。湖からの遡上個体ですが、湖には現在もいるとは思います。しかし近年こちらのサイズのニジマスが伊東大川を遡上しているのを見かけなくなりました。期待値としてはかなり低いです。

春先に、少し遊んでみるといった感じくらいの軽い気持ちでの釣行をお勧めします。全体的に放流している割に魚影が薄く湖部分と伊東大川部分を合わせても釣果の期待値も低い河川です。退渓地点付近では岩魚も確認されています。ただ本格的に渓流釣りを楽しむにはかなり妥協も必要な河川だと思います。 

○伊東松川漁協 HP
http://itomatukawa.sub.jp/index.htm

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