地蔵堂川(狩野川水系)

魚種サイズ共に豊富な人気河川

修善寺から伊東市に抜ける県道12号線から萬城の滝の案内看板方面へ進み萬城の滝を目指すと滝の少し手前に放流地点の滝川橋あり。観光名所の"萬城の滝"を持つこの地蔵堂川は滝上上流部はワサビ田があり、画像は滝下の滝川橋付近。ここは低い堰堤が連発する。この橋から少し上に養マス場があり、付近は逃げマスが繁殖し魚種が豊富。岩魚、F1、ニジマス、アマゴと出る。サイズも尺を超える個体が多数存在する為にアングラーも多い。しかし、養マス場から下のこの区間は魚種が豊富でサイズも良く人が沢山入る人気区間ではあるが、水質が悪く悪臭もあり。足元はヌルヌルとヘドロで滑るのでここではあえてオススメは出来ない区間。

この区間で釣れた岩魚の口元をみるといかに攻められているかがわかります。特にルアーによって攻められている様に見える。車は滝川橋付近に止めたままでこの養マス場より少し上から入るか、萬城の滝付近に車を止めて滝を過ぎた滝上の遊歩道からワサビ田までの区間を楽しむのをオススメする。この川は今は基本自然繁殖した岩魚狙いになる。何れにせよこの伊豆エリアでも最も有名な狩野川支流と行っても良いくらいの河川でしかも遊歩道から簡単に入渓出来るので魚がスレるのが早い。梅雨前には激スレになっている状況です。この川はマナーの悪い餌釣りの人が多い様に感じます。釣りをしているすぐ目の前に入られるのを何度も経験しています。もしかするとそれがこの川のデフォルトルールなのかもしれません。

もっと下流を狙う

地蔵堂川の隣を流れる河川は菅引川ですが、その出会い『原保』付近から探ると言うのもありです。あまごの放流地点でもあり岩魚の良型が出たりします。釣趣は養マス場上やさらに上の萬城の滝付近には劣りますが、あまごの魚影が濃いのとサイズは狙えます。この川が有名なのはやはり養マス場下の区間で大きなサイズの様々なトラウトが釣れると言うのが一番の理由だと思われます。画像の様な40cmオーバーのレインボーもでます。養マス場より上流部はサイズは20cm程のアベレージサイズに戻りイワナばかりになります。この地蔵堂川を狙うなら原保から養マス場までの間で良型のトラウト狙いで時折あまごが混じれば良しと初めから決めて釣行に出かけるとそれはそれで楽しい釣行になると思います。9月30日まで渓流釣りが楽しめます。

・ライセンスはセブンイレブン中伊豆上白岩店で購入
・管轄は狩野川漁協

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