人気の中伊豆エリアの河川である徳永川。冷川と大見川と合流し狩野川へ流れ出る。中伊豆エリアの釣り券は、県道12号のセブンイレブン上白岩店さんで購入すれば中伊豆エリアのどの河川へでも行けるので良いです。この徳永川は短い支流でポイントは少ない。徳永川になってからしばらくは水質も良くないので放流魚狙いで春先の釣行がメインと言っても良いでしょう。その後は出来るだけ上流部に入渓した方が魚影があります。目印としては、"いかばた橋"からの入渓かその少し先のコマツテクノセンター脇からの入渓がいいでしょう。この川は基本的には年間を通して魚影が濃い川ではありません。目安としては夏前までがギリギリ遊べると言った所です。

徳永川(狩野川水系)
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里川と渓流の間で。


この川の対象魚はアマゴ、ヤマメとなります。しかし、この徳永川のコマツテクノセンターより上流には、昔にマス釣り場がありその時のその他の種類のマスが生息している可能性もあります。(私は写真のヤマメとアマゴしかここでは確認できていません。)マス釣り場跡は今でも残っています。この川は、近年魚影が薄くなったと感じる川の一つです。0釣果も普通にある川です。良い時にあたると、チビアマゴが沢山アタックして来たり、魚影も沢山目視出来ますが、近年(2017年時点)は魚影の確認が難しくなってます。水質も悪化した様に感じます。基本的には今は個体数は以前より少ないと思われます。
ボサ川の攻略。

伊豆の渓流ポイントの中でもボサが多いこの小渓流はそこを攻略しないと釣果は見込めません。近年の魚影の薄さをカバー出来るかどうかは、このボサ周りの攻略に尽きます。この河川の開けたポイントは10ヶ所もない位ですから、いかにボサ下のポイントを攻めなければ釣果に繋がらないかという事が感じ取れます。ほぼ手付かずの状態の河川なので、大物が潜んでいる可能性もあります。現に2年前の2015年に、私の投げたドライフライに、とても大きな頭をした魚が飛びつきました。その後しばらくラインブレイクしない様に慎重にやりとりをしましたが、最終的にラインブレイクで取り逃がしました。尺の重さと頭の大きさでななかったです。もしかすると、大型のニジマスじゃないかと今でも思っています。それがあるので、時々この渓に足を運びます。

この徳永川全体的には、夏前までの釣行がお勧めです。その後はとても魚影が薄くなります。確認も困難な位のアブラハヤの川になります。なのでこのボサの上流部でボサ下の竿抜けポイントを攻略出来るかがアマゴ・ヤマメの釣果を大きく左右すると思います。上流部は正直水量に乏しいので、雨での増水回復時なんかが良いです。普段は伊豆の河川の中でも水が少なくてハイプレッシャーですから、まとまった雨の日ならもしかするといくらか着き場から流れに出てて釣果に繋がるかもしれません。その辺の機会が会った時に、もしも近くの他の河川に先行者あり等で入れなかったら徳永川に入ってみるのもいいと思います。