天城湯ケ島の清流 持越川

天城の湯ヶ島温泉郷を流れる清流

猫越川と出合って伊豆の踊り子で有名な天城湯ケ島温泉の中心を流れる狩野川水系の支流である持越川。天城の情緒のある風景を終始目にしながらの釣行。フライフィシングのフィールドとしては川幅も程よく広く、頭上も開けていてロッドもストレスなく気持ちよく振ることができます。基本はアマゴがメイン。入退渓はしやすくて、川沿いに走る道路から比較的簡単に出入りが出来るので人気の中伊豆エリアの有名支流と言う事もありハイプレッシャー河川ですが、秋になってもそれなりに魚はフライに出てくれます。ハイプレッシャー河川なのでシーズン初めから中盤の間で釣行予定を立てるのがおすすめです。

持越川へは、カーナビで天城湯ケ島の有名旅館の『湯本館』さんを設定するとそのままスムーズに川沿いの道に出ます。ライセンスは近くのセブンイレブン天城湯ケ島店さんで購入出来ます。ポイントとしては下流から水抜橋〜青菜橋、青菜橋〜中外鉱業株式会社 持越工場、それ以上上流と言う区間区切りでそれぞれで半日十分に遊べると言う所。夏から秋にかけてはこの一帯は足元が大葉の群生エリアなのでライントラブルが気になる方もいるかも知れません。持越川の渓流釣りは9月30日まで楽しめます。

○狩野川漁協管轄
http://www.kanogawagyokyo.com/otoriten.html

魅力あるポイントの多い川

持越川は、各本流を除く伊豆の支流の中でも川幅が太めで水量も多め、水質も良く、そして川に立つと、大きな程よい流れの魅力的な淵や流れが多く存在し、ポイントを確認するたびに胸が高鳴る様な、それ程良い流れが連発するフライフィッシング向きの河川と言えるでしょう。渓相も一部護岸はありますが気にならない程度で里川の情緒があり良いです。2月下旬に放流があり人気河川の為に早い段階でかなりの数を抜かれるのは必死ですが、秋の釣行でも、反応は渋いながらも秋を感じながら遊べます。

天城湯ヶ島に遊びに来たら、湯ヶ島温泉で日帰り入浴もおすすめです。伊豆の踊り子で有名な川端康成氏が執筆活動をした旅館の『湯本館』さんで入浴受付時間は短いですが日帰り入浴も出来ます。風呂上がりに休憩所もあるのでまったり老舗の情緒に浸れます。アメニティーも充実してるんで釣行とセットで予定を立てると良いと思います。もちろん宿泊して釣行もありですね。

○伊豆市湯ヶ島1656-1/弱アルカリ性のナトリウム・カルシウム-硫酸塩温泉/0558-85-1028
○12:30~14:30
​○大人 800円 小人 400円

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