川久保川(白田川支流)

東伊豆の綺麗な魚達の住む山岳渓流。

東伊豆エリアの片瀬白田を流れる白田川。海沿いの”まきば釣具店(0557-23-0221)”さんで唯一ライセンスを購入出来ます。しかし、朝早めからの釣行でしたら翌日に渓流に入る旨を前日に電話をしておくと良いでしょう。コンビニ販売もないので朝早いとどうしてもお店がやってないのでライセンスを購入出来ません。この白田川は、堰口川と川久保川の二つの支流から成っています。ここでは、川久保川について説明します。川久保川上流部には自然繁殖したイワナが生息する事でも有名です。そして、そのすぐ下流はアマゴとの混棲域、さらに下流の堰口川との分岐までの区間ではアマゴを楽しめます。それぞれの区間で十分1日楽しめますし移動しても良いですね。

国道135号線から白田川沿いを上流部に車を向けて川の右側の道を意識してずっと上がって行きます。イワナの渓までは15分ほどで到着です。その間に、混棲域ポイントと、アマゴのポイントがあります。途中に【要害橋】と言う古い橋があります。
これより、下が”アマゴの渓”でアマゴの渓には森の入り口に車を駐めて、民家のある道を少し下ったところに入渓ポイントあり。そして要害橋に車を駐めてすぐ三島水力発電所の看板のある所からの入渓は”混棲域”。その先さらに車を走らせて保有林の看板のある所から入渓すると”イワナの渓”となっています。どのエリアも魚影が濃くそれぞれ楽しめます。放流事業も行っていますが、放流地点が落合橋付近となっている為、そのどのエリアも放流地点より上流エリアになり、落合橋より上には大堰堤があるので、東伊豆の大川川(向井田川)と同じく自然繁殖しているネイティブトラウトがターゲットとなります。

安全確認の大切さ。

川久保川は、切り立った崖の間を流れる川で、毎年の様に土砂崩れや地滑りが起きている伊豆の河川の中でも危険レベルの高い川です。この川に入るとアマゴの渓は最後のどん詰まりになる淵の右側の斜面を登って退渓(遡行5時間程)。混棲域は地滑り後の工事現場付近から退渓(遡行3時間程)。イワナの渓は一つ目の橋から退渓(遡行5時間程)それぞで退渓ポイントまで長い間退渓出来ません。落石、地滑りに加え水分補給(塩分が含まれているもの)も重要となりますので、忘れずに事前に購入してから入渓するように心がけて下さい。これを守れば、とにかく素晴らしい渓相に綺麗な水、そして魚影の濃さでアングラーを楽しませてくれること間違いありません。

この渓でよく使うシステムは、ロッド”#3/#4の7ft半〜9ft”リーダー”全長18f~20ft程”ティペットは6X/6.5X/7X使用。キャストの際の障害物が少ないのと、比較的開けていたりしてポイントよりも大分離れて、ロングで狙ったり、流れの奥を狙うケースも多いので小渓流だと若干使いづらいかも知れないと思う程度のタックルシステムでこの渓に釣行に行きます。

○周年禁漁区あり
川久保川の下流域、堰口川の合流下流の落合橋から上流
堰口川は堰口橋まで、川久保川は最初の堰堤までは周年禁漁区。

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