稲梓川・須郷川

下田を流れる里川

稲梓川(いなずさがわ)は、目金橋(めがねばし)付近で須郷川と出合いその後に下田の中心を流れる稲生沢川(いのうざわがわ)に流れる里川。河川は終始護岸で河川横には下田から河津町に抜ける県道が走る。この川自体はボサ川でアマゴと言うよりはほぼカワムツの川。須郷川との出合い付近では期待はできると思うが、目金橋より上は期待薄で、実際の秋の釣行では目金橋からの入渓でアマゴの確認が出来なかった。ボサはあるがフライで普通に釣りは出来る。両側は終始高い護岸なので渓相美にはかけるが水は比較的綺麗。護岸に足場が設置されているので入退渓も比較的楽。

須郷川(すごうがわ)は、目金橋付近で稲梓川(いなずさがわ)に流れその後に稲生沢川(いのうざわがわ)に流れる。この須郷川は稲梓川の目金橋上流部と違い、アマゴがしっかりと着いている魚影の濃い川で、渓相も写真のような自然渓流部分と稲梓川のような護岸のある里川部分とがある。目金橋を渡り左折しそのまま須郷川沿いを車で走ると『伊豆製菓』さんが見えて来るのでその下の橋あたりから入渓。もちろんもっと下流の目金橋付近からの入渓でも大丈夫ですし、もっと上流部からの入渓も良い。この川は遊べる区間もとても1日では収まらない距離なので行く度に入渓ポイントを変えて楽しむ事が出来る。

須郷川に入るべし

放流の甲斐あってか、稲梓川の筋と支流の須郷川ではアマゴの魚影に格段の差がある。それだけでは無く、渓相や水質も須郷川の方が良い。毎年7月に稲生沢川漁協による10CM足らずのアマゴの放流が数カ所に分けて実施されている。中でも、須郷川は小渓流と里川が混じって釣趣もあり、放流による管理もあり魚が着いていてフライフィッシングによく合う川。魚影、ポイント、渓相、水質、ロッドの振りやすさ、入退渓のしやすさ、どれをとっても良い川です。ゆっくりと何日かかけて出合いから最上流部まで探ってみたいと思わせる川です。

今回ライセンスは下田駅近くの森田釣具店さんで購入しました。鮎のオトリ店でのライセンス購入は不在がある為避けて、釣具店での購入をオススメします。
○稲生沢川漁協 ライセンス販売のページ
http://www.kiddy.co.jp/ayunip/
sizuoka/inozawa_new.html

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