船原川(狩野川水系)

ボサボサ川

修善寺から天城湯ケ島を通る136号線(下田街道)沿いを流れる船原川は小規模河川で川幅も狭く両側は終始丈の高いボサが生い茂っている。写真は放流ポイントとされる林金橋〜天城ふるさと広場バス停下の間の区間。この川は立ち込みでの釣行必死。さらにこの区間の水質は伊豆の全エリアの中でも最低ランクの水質といっても良い。渓相に関しては里川や渓流と言うよりも、一般排水の用水にボサが密生したと言った感じで残念。川の中にはアマゴの付き石もほぼ無く、自然繁殖はかなり厳しいと思われる。餌釣りやルアー・テンカラでの立ち込んでの釣行は可能ではあるが、フライフィッシングのスタイルを考えるとフライフィッツシングの釣行にはストレスが多すぎてオススメは出来ない河川と言える。

林金橋〜天城ふるさと広場より上流部の砕石工場付近の画像ですが、この付近もボサ。写真で見るより川は小さくボサは大きいです。もし行かなければならない状況があるとすると、"どの河川にも先行者がいて行く所が無くなった場合"の、しかも早春のボサがある程度枯れている時に見に行って出来そうなら釣りをすれば良い河川であって他のフライフィッシングが気持ち良く出来る同じエリアの河川をリストからわざわざ外してまではオススメ出来ません。ただ放流はありアマゴは居ますので魚がいなくて釣れない川ではありませんから、フライフィッシングというスタイルではなく、ミャク釣りやルアー釣りというスタイルで機会がありましたら是非チャレンジしてください。入渓点は林金橋付近から入渓出来ます。画像の砕石工場の所からも入れますが放流地点より上流部となります。

・船原川は9月30日までアマゴ釣りが楽しめます。
・ライセンスはセブンイレブン天城湯ケ島店で購入できます。
・管轄は狩野川漁協

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