遡行の果てに待つ至福の時間

静岡県の南伊豆の青野川にはやはり渓流魚は居ないのか今一度考えて見た。

昨日に、静岡県は南伊豆町を流れる青野川(あおのがわ)へフライフィッシング釣行に行きました。この川は、前からずっと気になっていた川で、つい最近まではこの川には沢山の渓流魚がいるものだとばかり勝手に思っていました。(なんと言っても伊豆半島を代表する有名河川ですから、東京で言う所の多摩川・中川・荒川・利根川・江戸川とかそんな感じです)

しかし、どうやらこの川には渓流魚が生息できないらしいという事を先日南伊豆町の町役場の方から漁協の解散の話を聞き、その流れで知りました。それなので生息出来ないと言う根拠とか、生息しているとかその辺をちょっと調べたので整理して見ます。

○参照文献/平成20年度 水生生物生息状況等調査業務委託 (青野川)報告書/作成者/平成21年2月 株式会社 環境アセスメントセンター

リンクURL

https://www.pref.shizuoka.jp/kankyou/ka-050/sui/suiseiseibutu/documents/20aonogawa.pdf

青野川水系全体図

・ヒアリング報告

・青野川漁協

・調査報告

と、参照ファイルの数が多いので、生息してないとする部分をピックアップして見ました。結果的に調査でも、漁協へのヒアリングからも平成20年度時点では青野川には生物A(イワナ・アマゴ等のマス系)は生息していないと結論づけています。※ニジマス・アマゴの放流はそれ以前にした事がある程度で記されています。

しかし一方で、下記では

○参照/しずおか河川ナビゲーション

リンクURL

https://www.pref.shizuoka.jp/kankyou/ka-050/sui/suiseiseibutu/documents/20aonogawa.pdf

・青野川の上流部にアマゴが生息するという内容の記事

そして、ブログでも”青野川上流にイワナが生息していると聞き、実際に上流部に入って、淵でアマゴを連発”という様なブログもあります。

○ブログリンクURL

https://blogs.yahoo.co.jp/jyfyj092/757279.html

この様に、マス系は生息出来ないとされながらも、生息しているというサイト(そのソースは不明)や、釣行ブログ(個人)が存在します。

そんな中において、僕は伊豆半島でも有名な青野川水系には渓流魚は普通に生息しているものだと思っていましたし、つい先日までは本気でそう思っていました。

“だって、だってですよ有名河川ですし南伊豆と言ったらビーチは水質調査において全てが水質最高ランクのAAAですからそこに流れ出る河川は当然綺麗だろうし、河川が綺麗なら当然に渓流魚もいるだろうと普通に思うじゃないですか。”

しかし、実際に釣行を終えた今となると、”渓流魚は生息しているとは言えない”という心境になっています。

この辺は調査対象の最上流の蛇石橋から車で5分位い下流の所です。いい流れですがオイカワしか確認できませんでした。

なので、一気に蛇石橋にある起点より上流を目指しました。

蛇石橋の風景です。川幅も小さく民家が密集しています。これから最上流を目指そうと思いますがここの時点で何分川幅が狭く水量も少ないので不安になりました。

そして、5分ほどで山の頂上付近まで来ました。しかし流れが小さいというか前日に台風21号の直撃の大雨があってもこの水の量です。ほぼ頂上なので源流部です。釣りのできる水量ではありません。。。

○動画リンク

前述のブログにある上流部の深い渓谷とはちょっと違って終始道路脇を流れる小さな沢で、蛇石橋から間も無く頂上となってしまうし、道も普通にそのまま舗装されてて車が進めなくなるどころかバスも走っている道路なので、もしかするとここの事ではないのでは無いかと思い急遽青野川の本筋では無く昔にアマゴとニジマスを放流したという一条川の最上流部へ行って見ました。

というのも、この青野川沿いを車で走るといつの間にか支流の一条川沿いを走っているということが私自身2度青野川に来て2度ともそうなりましたのでもしかしたらと思い一条川の最上流部へ行きました。

すると、ブログにある様に突き当たりぽくなり、僕もなんとなくそこに車を止めてしまう様な場所に来ました。ただ、川は横に流れていて小さく、ブッシュが物凄く蜘蛛の巣だらけの川でした。

階段の大きさこの大きさですのでなんとなくスケールのイメージがつくかと思います。

行けない事はないので行ってみました。

本当に小さくて深い渓谷というよりも人の手の入った川です。周りは山中ではありますが、護岸でない場所からはすんなりと斜面を登って上の道に出られます。

ここも前述のブログの中の深い渓谷の最上流部ではなさそうです。

肝心の魚ですが、所々でロッドが振れて、時折に何やらアブラハヤの様な魚はアタックして来ますが、マス系の匂いはしませんでした。

というよりも、川が小さくアマゴが居たとしてもすぐにプレッシャーを感じて釣れないだろうと思いますし、この時の水量が台風後の水量なので、通常時はほぼカラ沢だろうと思われます。

結局のところアマゴには出会えませんでした。

最初にある、調査とヒアリングではアマゴは生息していない(平成20年の調査)、一方でしずおか河川ナビでのアマゴが生息しているという記載はもしかすると漁協の放流当時の役場がソースかもしれないと考えています。

前述のブログのような深い山の深い渓相を持つ川は結局見つからずにロマンだけが残る結果となりました。

あるとすれば、一条川の方が青野川の本筋よりもアマゴがいてもおかしくない川だと感じましたので、この一条川をもっともっと奥に入るとそこにロマンがあるのかも知れません。。

水温が生息出来ない理由の問題なのだとすると、一条川上流部は生息しててもおかしくないのではないでしょうか。。。

伊豆海側河川はアブラハヤ多しでオイカワのフィールドが少ないので、年間通してフライがゆっくり出来るオイカワのフィールドとしてはありなのではないかと思いました。

青野川は、放流しても水温が高いのでマス系は生き残れないので何を思っても仕方がないのですが、もしもニジマスやアマゴがいたと考えたら物凄くエキサイティングなフライフィッシングができる雰囲気の河川だろうなぁ・・と思い残念です。もしも青野川水系でトラウトの情報がありましたらシェアしていただけると嬉しいです。

○最後に・・釣行動画をFBにアップしておきますので良かったら見て下さい。

https://www.facebook.com/flymen.jp/


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