昨年末から取り組んでおりました”自作のランディングネット”製作ですが、ニス塗り工程までの記事の後、今回の完成まで、だいぶ期間が空いてしまいましたが、無事終了いたしました事を、ご報告致します。

完成はこんな感じになりました!
まぁまぁ良いじゃないですか!?
今回一番苦労した工程は、出力の小さいコンプレッサーを使ったニス塗り工程でした。
実は、20回以上もコンプで吹き付けを行いました。
これには理由がありまして、今までのランディングネットは、刷毛でニス塗りをしていて、ニスの濃度も7:3(ニスが7です)位で作って、塗っていました。
ですので、7回程塗装をすると、結構な厚みが出ました。
で、今回はコンプだったのですが、7:3の割合だと濃度が高くて、ガンからニスが出ないと言う問題にぶち当たりました。
そこで、5:5~4:6!?位に濃度を落として、ニスをさらさら状態にして、コンプで吹き付けを行っていました。
「これではさすがに水っぽい」とは感じていたのですが、一方でとても綺麗に塗れている様に見えました。
事実、濃度も薄いのでニスダレも無く、とても綺麗に塗れていました。
しかし、何回重ね塗りをしようとも、ニスの厚みが増えず、目に見える変化が分からなくて、結局20回以上も塗って、最終的には心が折れ「この辺でいい加減に仕上げよう・・」と思い、今回仕上げ工程に入りました。
今まで作ったランディングネットのニスの厚みよりも、明らかに薄いですが、見た目はムラがなく綺麗で軽いです。
もしかしたら、ニス塗りはこの位の薄さで良いのかも知れないですね。(自己流なので、どの位がベストなのか分からないですが)
そう言う事で、今回の仕上がりはとても綺麗に見えるので、鏡面仕上げの方は不要かと思いましたが、一応やっておきました。

使ったのは、タミヤ模型さんのコンパウンドの”細目”と”仕上げ目”と、磨き用の”セラミックコンパウンド”です。
後、用意をしたのは、コンパウンドを吹き上げるのに、メガネクリーナー、コンパウンドで削る用のスポンジ、セーム革の布です。
○ここからは鏡面仕上げの工程を順を追って書いて行きます。
1.ニス塗りの終わったランディングネットを、1500番~2000番の耐水ペーパーで綺麗に削ります。
削って面を整えた後に、もう一度ペーパーを水で濡らして一通り削ると滑らかな面になりますよ。
2.細めのコンパウンドを、スポンジの目の、大きい方に付けて削る。
写真のスポンジで言うと、黒い方が目の大きいスポンジですので、そちらにコンパウンドを付けて削り、終わったらメガネクリーナーで一度綺麗に拭き取ります。
3.仕上げ目のコンパウンドを、スポンジの目の、細かい方に付けて削る。
写真のスポンジで言うと、青い方にコンパウンドを付けて削り、終わったらメガネクリーナーで一度綺麗に拭き取ります。
削ってて「キュッ、キュッ」と言う音が出たら大体OKの合図です。
4.セラミックコンパウンドを、セーム革のウエスに付けて、ひたすら磨く。
自分の顔が映るくらい磨くと良いですよ!
5.最後に、水洗いして、フレームの目に詰まったコンパウンドを、綺麗に洗い流し拭き取る。
この工程で、鏡面仕上げが完成ですので、最後は、自分の顔が映るくらいまで、コンパウンドの付いていないセーム革で、磨き上げます。
以上が、鏡面仕上げの工程です。
そして、最後の最後にネットの取り付けです。

スレッダーを使って、ネットを取り付けるのですが、説明が難しいので、ハマオのブログさんの方で、分かりやすく説明されていますので、そちらのリンクを貼り付けさせて頂きます。
と、これで全行程終了です!
この様に、防水もまずまずです。

同時進行されていた皆様、大変お疲れ様でした。
最後の工程の更新が遅くなりまして、誠にすみませんでした。
もう直ぐ解禁ですから、このランディングネットでの、初ランディングがとても楽しみです!!
では、また!
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ランディングネット完成、ご苦労様でした解禁間に合いましたね。
昨日2/25にFFハンドクラフト展に足を運びました、巧みの世界を拝見して創作意欲を駆り立てられましたが・・・・。
今週は解禁ですね、どちらから竿振りですか私はとりあえず狩野川本流の嵯峨沢あたりで成魚放流されたのをねらいます、
放流魚はすぐ釣られていなくなりますから数日後には支流に入ります、猫越、持越あたりです、欲張りなのでフライとテンカラ
持ち歩きます。
どこかでお会いできたら幸いです、軽トラでウロウロしています。
アトム父さん
いよいよですねぇ!
ランディングネットは時間かかっちゃいましたがなんとか作り上げました。
ランディングネット作りを公開して行っていなかったら、もしかしたらまだ出来てなかったかもです。。
中伊豆ですね。
本当にすぐに抜かれちゃいますもんね。
どの川に入るかはまだ決めてなくて、解禁当日は風も強いような予報なので、適当に海側をプラプラ回って釣りができるようなら、先行の無い川へ入ろうかとそれ位ざっくり考えています。
現地で見かけたら是非声をかけて下さいね!