そんな気ない気持ちで行ったイワナの渓で、27cmのイワナが3本出たんで、びっくりしました。尺には届かなかったのですが、ロッドも#1だったので、かなり楽しいやりとりが出来ました。
贅沢を言えば、ここまでのサイズが揃ったら、やっぱり尺が欲しかったですね。
そんな釣行をゆるく書いて行きたいと思います。

イワナの渓といえば川久保川上流部
この伊豆でイワナの渓と言えば、伊豆の白田川支流の川久保川や中伊豆の狩野川水系大見川支流地蔵堂川なんかが有名です。
余談ですが、一昔前は地蔵堂川の養マス場より下流で、尺イワナを何本もあげました。
今は、どうなんでしょうか。。。
そして、今回は、川久保川に入りました。システムは#1のティムコさんのインファンテに、6xリーダー9ft、ナイロンティペット2ftのハーズイヤーニンフです。マーカーはニンフから50cm付近に、発泡マーカー(バイオストライクマーカー)を小さく練って付けたシステムでスタートです。

堰堤下の大物
この川は、入渓してから300m位先にある、一つ目の大堰堤までは、基本魚は薄いので、飛ばして、堰堤上から釣り始めて良い感じの川ですが、解禁直後は、その区間でも魚が釣れるので叩いて行くと良いです。
そんな感じで、堰堤まで叩いて行く事にして、はじめてから間も無く、一本目のイワナが釣れました。大体20cm超がこの渓のアベレージサイズですので、ちょうどそれくらいの大きさのイワナでした。
その直ぐ後にも同じくらいのイワナが連発しましたので、もしや、今ならまだあの大堰堤下には…大物が…
と、思いました。
それで、普段は飛ばす堰堤下を念入りに叩きました。
すると、直ぐにイワナは出たんですが、バラしてしまいます。

ただ、今日はなんだかまだ何かが潜んでいる感じがしたんで、さらに叩いて行くと、堰堤から落ちる水の1番隅に出来るたるみにニンフを入れた時、そのままマーカーがゆっくり深く吸い込まれて行きました。
『一瞬流れに揉まれたのか?』
と思い合わせるのをためらいましたが、その直後、やはり合わせて見ました。
そしたら、ロッドがめちゃくちゃ重くなりました。
「これはもしかしたら尺あるのでは?」
と言うバイトです。
手繰り寄せてランディングしてみると、
「太い!だが、なんか短い!?」
ラガーマンの逆三角の身体を模倣したみたいな立派な体格のイワナでした。
大堰堤下のプールで、期待を裏切らない引き味だったので、超大物とか、別の何か分からないいわゆる『川の主』みたいなのを想像しましたが、普段は#3/4ロッドなのに、この日は#1ロッドだと言う大事な事を忘れていました。

水中で大物の影が動いた後にマーカーに反応が!?
見出しの通りなんですが、大堰堤下で良いサイズのイワナをかけてから、数匹イワナをかけながら、釣り上がって行き、少し大きい淵にたどり着来ました。
底には白い砂が溜まっています。
そこに何気なくニンフをキャストした時に、超大きい影が寄って来るのが見えました。その直後マーカーが深くまで吸い込まれたので、合わせました。
ズーーーン!
と底にある流木にでも根がかったような鈍く重い当たりが!!
その大きい影の魚がニンフを咥えたのです。
心の中で『これは尺超えたろ』と確信しました。
やりとりを楽しんで、ランディングをすると、「太い!けど、なんだか短い!」
という事で計測すると28cmに足りないサイズのイワナでした。
またまた惜しい…

良型イワナを連発!
その後も、ビーズヘッドニンフで27cmのイワナやドライフライで25cmの黒くお腹の黄色いイワナ等、良いサイズのイワナを連発しました。この日はニンフに限らず、ドライフライにも反応が良かったです。

フライフィッシングって、条件が揃うとめちゃくちゃ連れたりするんですよね。
前回のアマゴの爆釣に続いて、イワナにも沢山会えたので、解禁ダッシュで気分は上々です。
4月はプレッシャーの高い中伊豆の渓流を中心に出かけたいなぁと思ってます。

~~フライフィッシング系BOOK~~
◯身近で楽しい! オイカワ/カワムツのフライフィッシング ハンドブック: 初めての釣り、身近なレジャーにも最適!オイカワ/カワムツのフライフィッシング。最初の一匹との出会いからこだわりの楽しみ方まで。
◯くわしい写真でよく分かる!初歩からのフライフィッシング―タックルえらびからキャスティングの覚え方まで
◯海フライの本3 海のフライフィッシング教書: 海フライはもっと釣れる THE ADVANCED GUIDANCE OF SALTWATER FLY FISHING
この記事へのコメントはありません。