遡行の果てに待つ至福の時間

中伊豆の大見川支流徳永川へ2年ぶりの釣行に行ってきました。

今回は、中伊豆エリアに行きました。その川は、「徳永川」の比較的上流部です。忘れもしない2年前に、この川に立って、何の反応も得られずに、散った事を昨日の様に覚えています。

とは言うものの、それより前は、ちょこちょこ行っては魚を釣っていたので、初めての河川だったわけではなく、魚は居たんです。

それからしばらくして、行った釣行が2年前の釣行でしたので、何かあって魚が居なくなったのかと思い、去年は行かなかったんです。

その川に今回は、チェックと言うか、改めて確認と言う感じで、様子を伺いに行きました。

徳永川の様子
徳永川の様子

久しぶりに立った第一印象の素直な感想は

先ず直ぐに思ったのが、水質の悪さを感じました。見た目はあまり変わっていないのですが、ただ近づいてる時から、臭いが気になりました。

なので、なんとなく水も汚れている様に感じました。

それ以外は、景色も変わってませんので、大きな印象の変化は感じられませんでした。

護岸出はない所もある
護岸ではない所もある

フライフィッシング釣行スタート!

この川の大きな特徴としては、とにかく張り出した木々が多く水量が少ない事です。しかもブッシュはみんな背丈が低いから、まともにフライキャストが出来る所を探す方が難しいです。結構テクニカルなフィールドだと思います。餌釣りにしても、上の木々が邪魔ですし、水量も無いし、ルアーとなると、木々は比較的かわせますが、水量が少ないと言う別の問題も出て来ます。 フライは、水量の問題はクリア出来ますが、ライントラブルが多くなります。(しかしどんな釣法にしろ逆に水量のある堰堤周りは大チャンスです。)

ですから、ロッドは7ft1番手で、リーダー全長11ftのフローティングニンフで始めました。

この川の時は、ライントラブルをいくらかでも軽減したいのと、チャラ場が多いので、基本ドライフライなのですが、今回はこのところの釣行で活躍中のフローティングニンフで始めました。

トラブル軽減や、水量が少ないのでマーカーのプレッシャー軽減を考え、リーダーは7ft位にして、マーカー無しでフライラインで当たりをとるシステムにしようかとも思いましたが、早めにドライフライに変える事を想定して、一応11ftにした次第です。

数少ない堰堤周り
数少ない堰堤周り

全く反応無し。

釣り始めて1時間半位経ったでしょうか。。。全く反応も魚影も確認出来ません。

ドライにしようが、何をしょうが全く反応無しです。

過去に実績のあるポイントでも全く生命反応無し。

ちなみに、以前は、アブラハヤが沢山いましたが、2年前も今回も全くいません。

どうも、集中も切れて嫌な予感がよぎります。

「魚イタァーーー!」

その時は、突然訪れました。 ドライフライで、探ってたら、

『バシャ!』っと

合わせましたが、この時に限って、久しぶりの合わせ切れ。

誠に、残念で凹みました。。

これは、痛恨でしたが、仕方ありません。

逆に、針がついたままになってしまったと思うので、そっちが心配です。

がしかし、魚を確認出来たので、毎度の事ながら、モチベーションが回復しました。

すると、ちょっとしてからドライフライに、

『バシャ!』

『ウォォォー!!』

と、合わせて一瞬魚は乗りましたが、またラインブレイク。。。

またまた、それはそれは凹みました。

去年の釣行も含めて、合わせ切れの記憶が無いくらいブレイクしてないのに、今日に限って、、しかも連荘…

でも、そうやって魚に近づいて行ってをしてるうちに、とうとうその時は訪れました。

『バシャ!』

願いを込めて合わせると。。

『スポッ!?』

魚が抜けました。

徳永川のチビアマゴ
徳永川のチビアマゴ

出て来たのは、それはそれは小さなマイクロアマゴだったとさ。。。(T ^ T)

※これは、桃から産まれた桃太郎の話ではありません。。

最近の実話です。

冗談はさておき、魚はちゃんと居ました。しかも、2回目のブレイクの時の魚はそこそこ良いサイズでしたから、雨が降ったりの条件が揃うともしかすると結構出て来るのかも知れませんが、今回の釣行で絶好のポイントでの反応が無い所を見ると、経験上魚の数はとても少ない川なのだと推測します。

なので、雨が降っても変わらない可能性が高いかもと言うのが、今の所の結論です。

雨降った時にでも、再度検証して来ます!

◯今回は、見せ場的な物はありませんが、動画はこちらから

◯2年前の7月の踏んだりけったりの釣行動画はこちら

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