今回は中伊豆釣行!
今まで4月・5月・6月・7月とシーズン中は中伊豆エリアではない他のエリアばかりに釣行に出かけてシーズン最後の方で中伊豆エリアに入る事がほとんどでしたが、今年はそのシーズン期間中に沢山中伊豆エリアの川でフライフィッシングをしようと思っています。
中伊豆エリアといえば、狩野川水系に直接流れ込む支流や、そのまた枝沢が豊富にある渓流釣りではとても有名なエリアです。
そして狩野川は言うまでもなく鮎釣りの方がとても有名で、発祥とも言われてます。
その狩野川水系の猫越川(ネッコ)に今回は入りました。
渓流美の素晴らしい猫越川
この猫越川は、中伊豆エリアの河川の中でもとても美しい渓相の河川です。途中持越川と出合って一つになるのですが、その出合いから上流部の林道に入る頃から素晴らしい景観になります。
その中でフライフィッシングが出来るなんてとても幸せに感じます。今時期は新緑の時期なので淡い緑がそこらじゅうから視界に飛び込んできます。

フライフィッシングのフィールドとしての猫越川の感想
持越川の出合い付近から林道に入る猫越川ですが、基本どこからでも出入りしやすく、水も綺麗で出合い付近からしっかりと魚影があります。
そして、ロッドも振りやすく、魚が好む程よい流れと程よい流れを含んだ淵が多いので、しっかり戦略を練って考えながらフライフィッシングをゆっくり楽しめる河川です。
もちろん人気の中伊豆エリアなのでハイプレッシャーは覚悟の上でそれを攻略する楽しみなんかもあります。
ただ、今回この川で出た魚を見て感じたのは、とても綺麗なアマゴばかりだったと言う事です。
仮にこの川に行って先行者があってもすぐ脇の持越川に入れば良いので回避も楽です。

猫越川でフライフィッシング開始!
狩野川水系の中伊豆エリアで釣りをするときは、ハイプレッシャー覚悟で、激スレ上等と言う気持ちで入りますw
今回は、実は私事で悩みがあり、その悩みの限界を超えたので、釣りに来た感じです。
で、その悩みはお金に関する悩みなのですが、、、この系統の悩みが一番嫌ですよね。。。
まるで、映画リバーランズスルーイットのブラピを思い出しました。
そんなこんなで、モヤモヤした気持ちのまま釣りを始めました。
そして、入渓してからの1投目を投げるのにモーションに入った途端
悩みはただの1ミリも残さず綺麗サッパリ忘れてしまいましたw
(あの時のブラピもそうだったんだろうなぁ・・と後になってしみじみ思いました。)
これは、釣りが全部そうなのではなく、フライフィッシングのあの独特のラインを振る動作にあるような気がします。
あの時間にモードが切り替わる感じです。
だから、リバーランズスルーイットでもフライのキャストの動作をフォーカスした場面があったのかなぁと思いました。
そして、話は猫越川釣行に戻ります。
ここまで1週間まとまった雨がなく晴天。
この猫越川は2年前に入りましたが、今回はそのポイントよりも少し上流に入ったので初の区間です。
その為、水量等の基本情報のアベレージが全くわからない状況ですので、この日の水量が多いのか少ないのか正直分かりませんでした。
なので、ともかく魚影確認が先決と言う事で幅広く探れるフローティングニンフで探って行きます。
この日のシステムはここのところのデフォルトになりつつある7ft#1のロッドにニンフのシステムです。
知らない小渓流に入るときは安心のシステムです。
入ってまもなくニンフに反応する魚影の確認が出来ました。早い時間で確認が取れたのはとてもラッキーです。
そして、ニンフから#16パラシュートにチェンジして流したら水面に出たのですが、上手く魚が乗らずでした。
その後もパラシュートで叩き、なんとも魚はアタックしてきますが、全く乗りません。
なので、#18CDCダンにチェンジしました。
そして、魚をキャッチしたら、予想通りサイズが小さい。
その後もCDCで叩いて魚はでますが小さい・・・・
もしかしたら、小さいのしかいないのか、それとも沈めないとサイズがあがらないのかと思い、少しウェイトの重いニンフへ再度チェンジしました。
するとあまり反応がよろしくないので、色をテレストリアル系グリーンに変えてみました。
多分これが正解だったのだと思います。
魚のサイズも上がり数もまとめて稼げました。

狙ったところではほぼ魚が出ると言う良いスパイラルに変わり、とても楽しい釣行になりました。
そして、釣れる魚体がすべて綺麗な魚体なのには驚きました。放流魚っぽくない魚体だったのですが、放流ポイントがどこだかわからないので、その魚がネイティブなのかは分かりません。
しかし、渓相と水質と流れを見るとアマゴが喜んで自然繁殖が出来るような川ではあると思います。
釣行の方は予想以上に良い釣行で納竿となりました。
そして、すっかり忘れてたお金の悩みの問題の件を思い出しながら帰っていた帰り道に、その事で電話が入り、なんと突然解決したのです。
「えぇー!嘘ぉー!!」
そして、その事について考えていたらある不思議な事にぶち当たりました。
今日入渓した川は猫越川で、名前に”猫”がつく川です。
僕の聞いた話によると、この川に限らず地名等に”猫”がつく場合はそこに”金脈”があった事を表すらしいんです。
と言う事は、僕が今日狩野川水系の猫越川を選んだのも、その猫越川で楽しく遊ばせてもらったのも、最後に問題が解決したのも、この川との何かの“縁”だったのでしょうか・・・・
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