遡行の果てに待つ至福の時間

台風15号と歴史的雨量の台風19の爪痕

久しぶりの投稿です。

10月は悪天候続きでした。

中でも伊豆半島に直撃して、伊豆と千葉に甚大な被害をもたらした台風15号と、その一週間程後に、超大型の暴風域を従えて、日本列島に歴史的な雨量と被害をもたらした台風19号により、伊豆の渓流は大きな被害をうけました。

15号が去って3日程経った東伊豆の白田川

写真は、台風15号が直撃してから、大水になりやっと水が引いて被害が浮き彫りになった、東伊豆の白田川です。

この周辺では、河川の氾濫はありませんでしたが、それでも護岸の崩壊や、河津川に至っては橋の崩落などの被害がありました。

林道の地滑り

上流部へ向かう道中では、あちこちで地滑りが起きていて道が塞がっているところもあります。

この林道の修復だけでもかなり大変なはずです。

こんな場所ばかりです。

まだ、山肌もゆるい状態なので、とても危険を感じながら、上流部へ様子を見に行きます。

◯【YOUTUBE 動画】上流部の様子を釣りがてらに見に行ってきました。

この動画の通り上流部の水はとてもクリアーでしたが、一面の川底に湯の花のようなドロドロ状の成分が見られました。

僕は、地質に詳しくはないのですが、この山は地元では硫黄山として有名で、となりの河川の上流部は硫黄が出過ぎて魚が住めないと言われています。

YOUTUBE動画】硫黄の出る川の色がやばかった。
この動画の通りとなりのこの川の様な色に見えたので、もしかしたら硫黄が出ちゃったのかと思いちょっと心配です。
実際釣りの方は、魚影薄で、去年の10月のこの川の釣行と比べても雲底の差の釣果と魚影です。
さらに、チビのイワナが全く確認できなかったのはとても心配です。

10年くらい前にこの川はやはり台風で大規模な地滑りが起きてその後2年くらいはかなり魚影薄になってしまい、その後回復しました。

今回も、川の形と流れは9割変わってしまったのを鑑みると、この後2、3年は魚影薄が続きそうな感じがします。

頼むから、硫黄が出てしまったのではない事を祈ります。

◯別の河川を見に行く。

台風19号の後に、河津川水系へも様子を見に行きました。

こちらの方は、河川の上流部自体は割と被害が少なかったので、河川によって被害に大きな差がある様です。

中伊豆と河津川水系に限っては、もっとも積極的な放流事業も行われていますので来シーズンもそれなりに楽しめそうです。

「魚達みんな生きてろよー!!」

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