2021年緊急事態宣言下ではありますが、ひっそりと伊豆の渓流釣りも解禁を迎えました。今年は河津桜も近年あまり見たことのないほど早く咲き、どうやら気候的には暖かい様なので、シーズンはじめとは言え期待を込めて河津川水系の支流荻野入川(沼の川)に行ってまいりました。
比較的落差も少なくどちらかというと平坦で、水も綺麗な上にキャストもしやすいのがこの場所をシーズンはじめのフィールドに選んだ一番の理由でした。
フライフィッシング にはとても向いているフィールドだと思います。チャラ瀬が多いので、もしかしたらルアーや餌釣りだとストレスになるかもです。
この日はアキスコの#2 6.6ft 6pcロッドで釣り上がります。

毎度のニンフから釣りはじめ
毎年シーズン初めはニンフからはじめます。ちなみにビーズヘットの#14あたりをとりあえずチョイスして叩いて様子を見るのがシーズンはじめの僕の中のお決まりのルールです。
マーカーも好きな大きさに千切って使用する粘土状のものを昔から使用していて、沈んでも良いから少し小さめにつけています。
ニンフに反応があっても良いし、マーカーに直接出たら様子を見てドライにチャンジする様にしているので最初の様子見の段階ではマーカーは少し小さめにつけています。
とにかく、何らかの反応がどちらかに出てもらえば魚が活動しているということで、チャンス到来というわけです。
で、久々のキャストという事とまだ1回しか使ったことのないロッドの組み合わせで最初の方は感覚を掴むまでバタバタでした。
・・・・・そして、そんな中入渓2時間ほどで反応なし
もちろん、焦ります・・・

気を取り直して#20ドライフライにチャンジ
はっきりとした反応が得られないまま時間だけが過ぎ、焦りが出てきたので我慢しきれずドライフライにチャンジ!
しかも#20・・・・少ないチャンスを逃したくないという心の現れから通常は#18も使わないくらいなのに、この日は#20に真っ先に指が伸びましたね。
日も差してきたのでワンチャン虫のハッチがあればラッキーと思いながら叩き続けていると、間も無く15cm満たないアマゴがフライに飛び出ました。
無事今年初のアマゴをキャッチすることができました。

立て続けにアマゴが出るもサイズが・・・
その後、陽当たりの良い開きに出ると、それまでの日陰では反応が薄かったのが嘘の様に魚がドライフライに反応します。
そして、釣り上げますが、、、どれも小さい・・・
この川は大体20cm弱が僕の中のアベレージサイズなのでもともとサイズに期待はしていませんが、それにしても小さい・・・・

その後もサイズの良い魚を期待してドライフライで釣り進みましたが、日陰のエリアに入って反応が無くなったので退渓しました。
この日は、日陰での反応は激薄でしたが、陽の当たる場所での反応はまずまずでした。
全体的にはこの川のポテンシャルからするとまだまだ活性が低いですが、ひとまずシーズンはじめの1本に早めに会えたので満足の行く釣行でした。
近年伊豆半島では歴史的超大型台風の直撃を幾度もうけ場所によっては河川の形が180°変わってしまい昨年釣行に行って魚影がだいぶ減った河川もありますが、この川は被害もなさそうで、今年もフライフィッシング を楽しませてくれそうですね!
※日釣り券の購入は忘れずに
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