伊豆半島の熊生息の状況を遡って
過去にこのブログ内でも伊豆半島の熊について触れました。
https://flymen.jp/2018/07/18/伊豆半島には熊がいません%E3%80%82(しかし近年、その/

この伊豆半島では昔は熊が普通に生息していましたが、そのあと猟友会によって絶滅に追い込まれとされています。
たしかにその後から今まで熊が捕らえられたという話は聞きませんし、ありませんでした。
しかし、一昨年2019年だったと記憶していますが、西伊豆で熊らしき生き物と出会ったという報告があり警報もでて一時騒然としました。
結局熊は見つからなかったので、巷では、『イノシシと見間違えたんじゃないか』とか、『高齢者が多いから見間違えたんじゃないか』というように流れ、熊騒動も鎮火して行きました。
しかし、今年その西伊豆で熊が捕らえられたのです!
熊はどこから来た?それともひっそりと暮らしていたのか?
もちろん、どこから来たのかメディアではあちこちでルートを想像しています。
このコロナ渦で人の出が減り、その隙を見て中伊豆の町中を渡り西伊豆山中へ入ったとか。
東伊豆周りで天城連山をまたいで来てるとか。
そうなると、箱根由来の熊になるので、東伊豆山中にはすでに熊が居るという事になりそうです。
ただ、西伊豆で去年だか一昨年に熊騒ぎがあったので、その時には既に熊はいた事になるから、コロナは関係なく、近年少しずつ箱根から南下した熊が住み着いていたのだと僕は思います。
伊豆半島は内陸の山地と比べて住んでいる人は山の中に入りません。海の方にみんな用があるので、山中では釣り人と林業の方しか見かけません。
キノコを採るわけでも山菜を採るわけでもないし、沢山採れる様なところでもないので基本的に山中に用が無いんですよね。
釣り人が入ると言っても、源流部が近い割には土砂崩ればかりでそんなに奥には行きません。
なので、天城連山の山頂部分は人が来ないので、熊としては半島を移動しやすかったのかもしれませんね。
ここで、15年位山に熊よけ無しで入ってますが、熊の話や気配は感じた事がないので、やはり近年南下して来たんだろうと思います。
これからは、熊スズは持って釣行に行かなきゃだめですね!
これからの釣行は熊が出るのを覚悟しての釣行になりますね。
安易に入って熊を驚かせて、熊と人が傷つけあって熊が処分される様な事はあってはなりませんし、自分も傷つきたくありませんから、最低限熊スズを鳴らしてお互い距離をとってあげなきゃだめですね!
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