前日の忙しかったキャンプ地からどこへ向かうか一晩考えた末、ちょっと離れているけど、河津川沿いを走り天城峠を越えて、中伊豆の狩野川水系の猫越川へ行きました。
昨年もここへは来てたんですが、その時は入渓して魚の反応をみて30分位で反応がなかったんですぐに別の渓へ行っちゃったんですよね。
今回は魚がちゃんといるのか知りたかったのでじっくり攻めました。

狩野川水系の猫越川は今年2022年はどうなのか?
この猫越川って、最後に本格的に釣り歩いたのはもうかれこれ3年位前になるんですよね。
いわゆるコロナ前ですね。
そのあとは、ちょこっと試しに竿を入れてみて反応ないんで別の沢へ行くみたいな感じです。
以前は結構入ったんですが、コロナ過に入ったものあり、あと次の年には実の父が春に急に亡くなってしまったりで、モチベーションもなかなか上がらなくなったりで釣りに集中できなくなってしまって、、、
で、今回復活したので、この半端な気持ちで沢に立って反応が薄かった猫越川を改めて慎重に攻めて見ようかと思った訳です。
まずまずの反応に一安心
で、入渓したわけですが、前日キャンプの寝不足感は否めないですが、テンション、モチベーションはいずれも悪くないです。
そんな時は入ってすぐ反応があるもんなんですよねぇー。。。フッキングさせる事ができませんでしたが。
このフライフィッシングだけではなく渓流釣り全般にある事だと思うんですが、本当に集中できてる時は反応がよく出るんですよねぇ。
これは僕の持論ですが、おそらく魚までのストーキングやキャストというアプローチの部分が変わってくるんだと思います。
集中していないとそこのプランが雑になり魚がいるけど散ってしまい結果的に反応がでない。
集中していると自ずと結果が出る。
渓流釣りの基本的な事ですが、心が乱れているとそこがおろそかになっちゃうんだと思いました。
だからいつも入渓近くで反応があると良い釣りになって、反応がないと比較的厳しい釣りになるんだと思っています。
その思い通り、ポイントポイントで魚の反応があるります…が、小さいのがほとんどなのでなかなかフッキングしません。

そんな中でも、ある程度サイズのある魚がほどほどに出てくれて、
「やっぱり猫越川良いわぁー」
ってなりました。

今回の猫越川は猫越川らしい魚影の濃さと渓相を再確認出来た良い釣行になりました。
魚が釣れない時は自分の心に聞いてみるもんなんだなぁと思いました。
英国のある哲学者が
『フライフィッシングは自分の心を映す鏡だ』
と描いていましたが、なるほど納得でした。
この記事へのコメントはありません。