当たり前の事ですが、晴れより雨の方がアマゴの活性が上がり良い釣りができます。
普段全く反応の無い様な川でも雨で増水した時に入ってみると隠れていたのか、驚くほど反応があるなんて事も珍しくありません。
しかし、普通でもそこそこ釣れて遊べるのであればわざわざ雨の日に沢へ出る事もないでしょう。
そこで、今回は魚が普段反応の良い川ではなく、普段から反応が少なく、最近余計反応が無くなった東伊豆の白田川水系堰口川へ試しに釣りに行きました。
ここは、以前記事にもしましたが上流部に硫黄鉱山後がありそこから現在も大量の硫黄が流れ出ている為その筋の上流部はとても釣果は見込めません。
最下流部は硫黄も薄まって魚もいるのですが、ギリギリの中間地点はいるけどめっちゃ数が少ないのか、晴天時はほぼ釣りになりません。
そこを狙いました。

とりあえず今シーズンはダメか?
正直年に一回試しに入る位の場所で、入る時は本当に数少ない反応をキャッチできればラッキー位の沢です。
ただ、雨で増水している時にこの場所へは好んで入った事はなかったので、もしかして本当は結構魚いるんじゃ無いか。
という期待を心に入ったわけですが、、、
雰囲気は毎度いいのですが、この好条件下でニンフを幾度と流しても全く反応がありません。
見た目好ポイントの流れを流しても追ってくる魚の影は愚か、ただただニンフが普通に流れに浮いて流されてるのを見てるだけ状況が2時間位続き、とうとうこれは単純に魚が少なすぎるか、硫黄が回って魚が下流に落ちたか、、、と判断。
あえなく撤退…
この状況で反応が無いという事は流石に今シーズンは期待できないなぁ。
反対側の白田川水系川久保川へ入渓
時間は午後2時。
禁漁区より上の区間へ入渓。
この区間は退渓ポイントまで4時間程の行程になるんだけど、そうしたらもう暗くなってしまうので悪天候というのもあり途中増水で対岸へ渡れなかったらまずいというのも頭をよぎりましたが、ダム下とかでは無いので、最悪途中で引き返すと決めて入りました。

この区間の放流は無いですが、わりと入る度にそこそこ反応はあるんで、この雨の好条件での数釣りを期待して飛び込みました。
すると、一発目から反応があり
「こりゃ、サイズも数も期待できるかぁ⁉︎」
…その後しばらく反応薄で、すぐにモチベーションが下がり日も落ちてきて後悔。
それでも、2時間位上がったあたりから徐々に反応が濃くなってきて、やっとこさ数匹キャッチ!

この辺位まで来るとやはり晴天の時より反応がいい事が流石にわかります。

どんどん反応がよくなって来たので釣行を続けたかったのですが、時間も5時半で東伊豆は陽が落ちるのが早い為すでに辺りは暗くなってきたので、釣りを諦め退渓ポイントまで急ぎ午後6時過ぎに渓から山を上り林道に出ました。
まだまだ魚は出たとわかっているのでもったいなかったですが、ただでさえ悪天候に遅い時間なのでここは大事をとって正解でした。
いやぁー、雨の日は普段その場所では味わえない様な釣りができるんで、嫌いじゃないんだよなぁー。
でも、みなさんは悪天候の時は自己責任でお願いします。
特にダム下にあたる河川は避けた方が絶対にいいですね。
この記事へのコメントはありません。